今回は「ベクトル変更(Directional Influence)」についてです。このテクニックを少しだけ説明した後に、SSBM-Tさんの解説動画の翻訳を紹介しています。解説動画を見ていただくと、具体的な操作方法がわかりやすいと思います。
概略
「ベクトル変更」は「ふっ飛び方向変更」の通称ですが、英語用語の"Directional Influence"の頭文字をとって"DI"と呼ばれたりもします。このテクニックにはいくつかの用途やコツがあるので、身に付けるのに苦労するテクニックの1つですが、身に付けた時の恩恵がとてつもなく大きいテクニックの1つでもあります。
基本的に、「ベクトル変更」は、対戦相手の攻撃によってふっ飛ばされる方向を変更する目的で使用されるテクニックです。これによって、自分の操作するキャラクターと画面端までの距離が変わるので、キャラクターがストックを失うことを避けることが可能になります。
なお、「ベクトル変更」には、①コンボを決められないようにふっ飛ぶ方向を変化させる「コンボDI」と、②主に強力な攻撃を喰らった際にそのままストックを奪われないようにふっ飛ぶ方向を変化させる「サバイバルDI」があります。
利点
①「コンボDI」の利点は以下の通りです。
・「ベクトル変更」することで、対戦相手のコンボから逃れることができる。
・対戦を「ニュートラルゲーム」の状態に戻すことで、反撃の機会を得る。
②「サバイバルDI」の利点は以下の通りです。
・強力な攻撃を喰らっても、ふっ飛ぶ方向が変化したことによってふっ飛ぶ距離
が延長されるため、ストックを失わずにすむ。
・キャラクターをステージの中心付近に近づけるように位置調節ができる。
不利点
①「コンボDI」の不利点は以下の通りです。
・画面端でコンボから逃れようとすることで、たとえコンボから逃れることができ
たとしても、ストックを奪われやすい状況を作ってしまう。
②「サバイバルDI」の不利点は以下の通りです。
・たとえキャラクターがステージ中央付近にふっ飛ぶように位置調節できたとして
も、そのことによって、さらなる攻撃を受けることになる状況がある。
このように、ある状況においては利点となる「ベクトル変更」の活用も、他の状況においては不利点となることがあるため、「ベクトル変更」のテクニックはとても奥が深く身に付けるためにある程度の練習量が求められる技術と言えます。
SSBM-T解説動画
「ベクトル変更」についてのSSBM-Tの解説動画に日本語字幕と英語字幕を付けました。動画自体は01:45と、とても見やすい長さで作られています。自身の練習も兼ねているので、ところどころ訳し間違いや聞き取り間違いがあるかもしれませんが、気づいたら際にはお気軽にご連絡ください。修正します。
日本語字幕
英語字幕
・スマブラDXの「着地キャンセル」解説 - GCC’s blog
・スマブラDXの「絶空」解説 - GCC’s blog
・スマブラDXの「ダッシュダンス」解説
・スマブラDXの「ニュートラルゲーム」解説
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